xev(1) X のイベントの内容を表示

書式

xev [-display displayname] [-geometry geom] [-bw pixels] [-bs {NotUseful,WhenMapped,Always}] [-id windowid] [-s] [-name string] [-rv]

説明

xev はウィンドウを生成し、そのウィンドウに対して起こった全ての イベント (ウィンドウの移動、サイズ変更、キー入力、ポインタボタン のクリック等)を送るように X サーバに依頼する。これを既存のウィンドウに 割り当てることもできる。このプログラムは、何がイベントを起こしているか 調べるときや、そのイベントに含まれる情報を表示するときに便利である。

オプション

-display display
接続する X サーバを指定する。
-geometry geom
ウィンドウのサイズや位置を指定する。
-bw pixels
ウィンドウの境界幅を指定する。
-bs {NotUseful,WhenMapped,Always}
ウィンドウを与えるバッキングストアの種類を指定する。 デフォルトの値は NotUseful である。
-id windowid
新しいウィンドウを生成するのではなく、与えられた ID を持つウィンドウを 監視することを指定する。
-s
ウィンドウ上でセーブアンダーを有効にすることを指定する。
-name string
生成したウィンドウに付ける名前を指定する。
-rv
ウィンドウを反転表示することを指定する。

著者

Jim Fulton, MIT X Consortium