lxc-wait(1) 指定したコンテナ状態への遷移への待機

SYNOPSIS

lxc-wait {-n name} {-s states}

説明

lxc-wait は、コンテナが指定した状態になるのを待って終了します。 スクリプトで使用するときに役に立ちます。

オプション

-s, --state states
待つ対象のコンテナの状態を指定します。 コンテナの状態として、いくつかの状態を OR で指定することが可能です。
-t, --timeout timeout
期待した状態になるまで timeout 秒待ちます。

共通オプション

ここで紹介するオプションは lxc コマンドの大部分で共通のものです。
-?, -h, --help
通常より長い使い方のメッセージを表示します。
--usage
使い方を表示します。
-q, --quiet
出力を抑制します。
-P, --lxcpath=PATH
デフォルトと別のコンテナパスを使用します。デフォルトは /var/lib/lxc です。
-o, --logfile=FILE
追加のログを FILE に出力します。デフォルトは出力しません。
-l, --logpriority=LEVEL
ログの優先度を LEVEL に設定します。デフォルトの優先度は ERROR です。以下の値を設定可能です: FATAL, CRIT, WARN, ERROR, NOTICE, INFO, DEBUG。

このオプションは追加のログファイルへのイベントログの優先度の設定である事に注意してください。stderr への ERROR イベントのログには影響しません。

-n, --name=NAME
NAME という名前でコンテナを識別します。コンテナ識別子のフォーマットは英数字の文字列です。
--version
バージョン番号を表示します。

lxc-wait -n foo -s RUNNING
状態が 'RUNNING' になった時点で終了します。
lxc-wait -n foo -s 'RUNNING|STOPPED'
状態が 'RUNNING' もしくは 'STOPPED' になった時点で終了します。

診断

The container was not found
指定したコンテナが lxc-create で作成されておらず存在しません。

作者

Daniel Lezcano <[email protected]>