intro(3) ライブラリ関数の紹介

説明

マニュアルの 3 章では、システムコールを実装した 2 章で説明された ライブラリ関数 (システムコールのラッパー) を除いた 全てのライブラリ関数について説明している。

この章で説明している関数の多くは標準 C ライブラリ (libc) のものである。 また、いくつかの関数は、他のライブラリ (例えば、数学ライブラリの libm やリアルタイムライブラリ librt ) のものである。後者の場合は、マニュアルページに、 必要なライブラリとリンクするために必要なリンカオプションが 示されている (例えば、前述のライブラリの場合はそれぞれ -lm-lrt である)。

マニュアルページの「書式」の節に規定されたヘッダファイルから関数の定義を 得るために、プログラマが機能検査マクロを定義しなければならない場合がある。 このような場合には、必要なマクロがマニュアルページで説明されている。 (機能検査マクロの定義が必要な場合、これらの機能検査マクロの定義は 「どの」ヘッダファイルのインクルードよりも前で行われなければならない)。 機能検査マクロのさらなる情報については、 feature_test_macros(7) を参照のこと。

準拠

この章の関数が準拠する UNIX システムや標準を示すのにいくつかの単語や略号が 使用されている。 standards(7) を参照のこと。

注意

著者と著作権

著者と著作権に関しては各マニュアルページのソースのヘッダを参照すること。 これらはページごとに異なる可能性があることに注意してほしい。

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。