htonl(3) ホストバイトオーダーとネットワークバイトオーダーの間で値を変換する

Other Alias

htons, ntohl, ntohs

書式

#include <arpa/inet.h>


uint32_t htonl(uint32_t hostlong);

uint16_t htons(uint16_t hostshort);

uint32_t ntohl(uint32_t netlong);

uint16_t ntohs(uint16_t netshort);

説明

htonl() 関数は unsigned integer hostlong を ホストバイトオーダーからネットワークバイトオーダーに変換する。

htons() 関数は unsigned short integer hostshort を ホストバイトオーダーからネットワークバイトオーダーに変換する。

ntohl() 関数は unsigned integer netlong を ネットワークバイトオーダーからホストバイトオーダーに変換する。

ntohs() 関数は unsigned short integer netshort を ネットワークバイトオーダーからホストバイトオーダーに変換する。

i80x86 のホストバイトオーダーでは最下位バイトが若いアドレスに配置されるが、 インターネットで用いられるネットワークバイトオーダーでは最上位バイト が先に配置される。

属性

マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)

関数 htonl(), htons(), ntohl(), ntohs() はスレッドセーフである。

準拠

POSIX.1-2001.

いくつかのシステムでは、 <arpa/inet.h> の代わりに <netinet/in.h> をインクルードする必要がある。

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。