head(1) ファイルの最初の部分を出力する

書式

head [オプション]... [ファイル]...

説明

各 FILE の先頭 10 行を標準出力に出力します。FILE が 2 個以上指定された場合は ヘッダーとしてファイル名が内容の前に出力されます。FILE が指定されない場合、 または FILE に - が指定された場合は標準入力から読み込みます。

長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。

-c, --bytes=[-]K
各ファイルの先頭 K バイトを表示する。前に '-' がある場合、 各ファイルの最後の K バイトを除いた全てを表示する
-n, --lines=[-]K
先頭 10 行の代わりに各ファイルの先頭 K 行を表示する。 前に '-' がある場合、各ファイルの最後の K 行を除いた 全てを表示する
-q, --quiet, --silent
ファイル毎のヘッダー出力を行わない
-v, --verbose
常にファイル毎のヘッダー出力を行う
--help
この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する

K には以下の倍数接尾子を続けることが出来ます: b =512、kB =1000、K =1024、MB =1000*1000、M =1024*1024 GB =1000*1000*1000、G =1024*1024*1024、および T、P、E、Z、Y などです。

GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> head の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'head invocation' を実行してください。

作者

作者 David MacKenzie および Jim Meyering。

著作権

Copyright © 2013 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
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